このページのコメントは私の勝手なひとりごとです。従って、私が関係
するどの組織、団体、またはグループの正式コメントでもありませんのでご了承ください。






 





9月30日(土)
週末は休欄。


ライバルコラムを読む。


9月29日(金)東京は曇り
以前にも書いたことがあるが、筆者のようなNASDAQ上場企業の経営者たちはすべてを四半期というタイムラインで測ってしまう。弊社の場合、その四半期末が6月末、9月末、12月末、そして3月末にやってくるので、実は今日はその期末、弊社としては2006年の第2四半期が終わったというわけだ。そして今回は筆者にとって普通の四半期末ではなく、ちょっとした記念すべき四半期末なのである。何が記念すべき四半期末かというと、筆者がソニック・ソルーションズという会社に入社してアジア・環太平洋地区の責任者になってこの地域のPL(損益)責任を持つようになって以来、今回の四半期末が40回目の四半期末、すなわち、丸10年というわけだ。

筆者が今のポジションに就いたのがちょうど30歳の時、まあ振り返ってみると本当に若くて未経験だった。そしてそれから40回の四半期、よくもまあクビにもならずここまでやってきたものだと自分でも感心する。最近では四半期末のストレスにも随分慣れてきたが、それでも四半期末になると寝れなくなったりお腹の調子が悪くなったりもするので、身体はどこかでストレスを感じているのだろう。

さて、これからの40四半期、50歳のときにはどんなことを感じるのだろうか。


ライバルコラムを読む。


9月28日(木)東京は晴れのち曇り
先月乗ったルフトハンザ航空で歯ブラシをもらった。今日、その歯ブラシを使ってみて、「ものづくりの不思議」に触れた気がする。



なにが不思議かって、この歯ブラシ、使ってみてすぐに「Made in Germany」と分かるほどドイツっぽいのである。その「ドイツっぽさ」を言葉で表せと言われると難しいのだが、トヨタに乗ったすぐあとにBMWに乗ったときと同じ違いを感じるのだ。「堅実」、「真面目」、「堅い」、「頑固」・・・ そんな日本語がしっくりくるような歯ブラシである。ゲルマン民族のプライドが歯ブラシにまで浸透している。

ライバルコラムを読む。


9月27日(水)東京は雨
行ってきた! あまりにも有名な「舌焼亭」! 名前のごとく牛タンの専門店だ。先週の「食彩の王国」に出たので満員を予想して行ったのだが、店内は貸しきり状態、ちょっと肩透かし。テレビの影響ってあんまりないんだな〜。 



しかしそれにしても店内は渋い。29年この場所で営業しているとのことで、レトロでいい味を出している。昭和にタイムスリップだ。



まず最初に注文したものは左の写真の「タン」。3週間寝かせた和牛のタン。これ、びっくりするほど旨い。下手なステーキよりもずっとずっと旨い。何もつけずに塩だけで食べる。でもタンだから安いなんて思ってはいけない。串一本で3000円。タンは決して安物ではないのだと再認識。そして次に注文したのが右の写真の「スジ」。勿論牛タンのスジだ。ちょっと脂身がある。ご主人曰く、「若い人はスジが好きと言う」とのこと。でも筆者は間違いなくタンのほうが旨いと思う。



ちょっとした箸休めにポテト。ご主人がチョコンとバターを置いてくれる。そして最後は「シチューライス」、まあ「ハヤシライス」のことだ。これは玉ねぎの甘さがたっぷりと出ていて、思わず口にでた言葉が「甘い!」だ。



牛タンってこんなに旨いものだったのか。舌焼亭の牛タンを食べると、普通の焼肉屋のあの薄っぺらな牛タンがすべて偽物に見えてくること必至だ。

ライバルコラムを読む。


9月26日(火)東京は曇り
宮古島の観光名所でもある「うえのドイツ村」を背後に見ながら一路パヤオへ。久米島のパヤオとは違い、宮古島のパヤオは水上に姿を現していない水中型パヤオなので、なんと言ってもGPSがなければそこに到達することもできない。今回のパヤオは北緯24度29分、東経125度18分の場所にあり、宮古島からは24キロの沖合いだ。感覚的に言うと、宮古島と石垣島の間の海域だ。ここまで来ると陸は全く見えない。360度海ばかり。パヤオに到着して早速釣り糸を垂れたのだが、そこから2時間、釣れないどころかアタリも全くない。



そこで別のパヤオへ移動。ところが2番目のパヤオでも全くアタリもなし。そこへ一隻の漁船がものすごい勢いで近づいてきた。よく見ると伊良部島のカツオ漁船だ。伊良部島は鰹節の生産で有名な島で、このように宮古島近海で一本釣りを行っているとのこと。甲板には6名の一本釣り師の姿が見えた。そのカツオ漁船の船長が筆者に向かって「釣れてる?」という意味の手合図をしてきたので、筆者は大きな「X」で答えた。しかしそれでもカツオ漁船はすぐに散水を始め、エサ係が撒餌を始めた。しかし一向に釣れる気配がない。そしてそんなことを10分ほどしたと思ったら、そのカツオ漁船はこちらに手を振ってものすごい勢いでまた水平線の彼方へと消えていった。船長曰く、「あいつらは漁をしなければいけないというプレッシャーで殺気立ってるよ〜。あのくらい大きな船だと2トンは釣らないとトントンにもならないさ〜」とのことで、筆者のように遊びで釣りをしているのとは大違いだと再認識。

2番目のパヤオでも1時間ほど粘ったのだが、ここでも全く反応なし。そこで再度移動して3番目のパヤオへ。しかし3番目のパヤオでも潮が全く動いていない。どれほど潮が止まっていたのかを示すにはこの右の写真が最適だ。この釣り竿から垂れているラインを見ると、ラインがまっすぐ垂直に落ちているのが分かると思う。この写真を撮った瞬間、実はラインは150メートルも出ているのだ。150メートルも出しているにもかかわらずこれほどラインが垂直に落ちているというのは本当に珍しい。普段であれば45度の角度でラインが出ていてもおかしくないのに・・・ 



その後も粘りに粘ったのだが、皮肉なことに魚群探知機にはマグロの群れがはっきりと映っている。しかし食ってくれない。結局釣れたのは15キロ以下の3匹。船長曰く、「やっぱり今年はおかしいよ〜。こんな小さなマグロが150メートルも潜ってることからして珍しいからさ〜」とのこと。がっかり・・・ 15キロ前後のマグロでも長さを測ると1メートル近くはある。でもまだまだ胴回りの太さが貧弱でこれは食べてもあまり美味しくない。



今回ある謎が解けた。実は以前から気になっていたことなのだが、釣れたマグロをみて、10匹に1匹くらいの割合で身体に丸い傷を負っているマグロがいる。この傷は何かと思って不思議だったのだが、これは他の魚に喰いつかれた跡らしい。マグロの人生も楽じゃないんだな〜。ってわけで、今年8回目のマグロ釣りも不発に終わった。



ライバルコラムを読む。


9月25日(月)宮古島は晴れ
マグロを追って一路宮古島へ。しかし今年は久米島の船長に聞いても宮古島の船長に聞いても答えは同じ、「釣れないさ〜」とのこと。船長たちの分析によると今年は例年よりも沖縄の水温が低いらしい。だから釣れないとのこと。宮古島の船長には「期待しないほうがいいよ〜」と言われたのだが、何事も挑戦しないと始まらない。とりあえず宮古島の天気は最高だ。



戦いの前夜は沖縄料理で栄養補給。小イワシの揚げ物に「沖縄風お好み焼き」として知られているヒラヤーチー。一見溶けたチーズのように見えるものは実はマヨネーズ。ちょっとしつこい味だ。普通は子供のおやつらしい。



沖縄に来ると結構面白いのが三文判の名前。「て」を見てみると、勿論「照井」なんてない

さて、釣るぞ〜!

ライバルコラムを読む。


9月24日(日)
9月23日(土)
ちょっと風邪気味。でもマグロを追って宮古島へ!


ライバルコラムを読む。


9月22日(金)東京は曇り
昨日の東西奔放に対して数名の方から返事を頂きました。ありがとうございます! そして見つかりました! 本当にありがとうございます。

「小さな郵便飛行機ペドロ」!! これこれ!



さて、今度はこれをどこで買えるか!?

ライバルコラムを読む。


9月21日(木)東京は曇り
私には「探し物」があります。その探し物を見つけるのを誰か手助けして頂けないでしょうか?

それは絵本です。私が小さいときに大好きだった絵本で、その絵本が原因で今のように飛行機好きになったのか、元々飛行機好きだったのでその絵本を好きになったのかは不明ですが、そういうセンチメンタルな探し物です。私が覚えているのは以下のことです。

1. 昭和40年〜45年くらいの間に売られていたと思われます。
2. たぶんディズニー系の絵本です。
3. 話の内容は、小さな飛行機が主人公で、その小さな飛行機がお父さん飛行機そしてお母さん飛行機の言うことを聞かないで怖い谷に一人で迷い込んでしまう話です。
4. そこをお父さん飛行機が助けに来てくれるという結末で、「いい子は親の言うことを聞きましょう」というのが本のメッセージだと思います。
5. もしかしたら「ちいさな飛行機」みたいな題名かもしれません。

現在人気がある「ちいさなひこうきフラップ」に似ている話だと思いますが、「ちいさなひこうきフラップ」ではありません。NHKで放映している「南の島の小さな飛行機バーディー」にも内容的には似ていると思います。

どこかに検索の天才はいないでしょうか?

ライバルコラムを読む。


9月20日(水)東京は晴れ
ランチの時間、会社の近くにある定食屋に行った。たった18席ほどしかない小さな魚料理専門の定食屋だ。筆者のグループは5名、一番奥のテーブルに座った。次に店に入ってきたのが二人の子供を連れた若い夫婦。お姉ちゃんが3歳くらい、妹が1歳くらいの可愛い姉妹。その家族は三番目のテーブルに座った。そして次に入ってきたのが若いサラリーマンの5人組、その5人は真ん中のテーブルに座った。この時点ですでに客数は14名。この店のマックスキャパに近い。そしてこの店がどのくらい狭いかと言うと、隣のテーブルに座っている人の肘とぶつかるくらいテーブルとテーブルがくっついているのだ。

さて、その若いサラリーマン5人組のうちの4名が座るなりタバコに火をつけた。おいおい!!! 勘弁してよ! だいたい、50センチ先には3歳と1歳の姉妹がいるだろ!!! なんでもっと考えて行動しないんだろうか? タバコを吸う人間はマナーが悪い。そしてマナーだけではなくて本当に頭も悪い。この4人の行動がどれほど頭にくるかというと、筆者にしてみれば、その4名がいきなり立ち上がりその場で放屁したほうがまだましなほどタバコは許せない。屁で死んだ人間はいない、でもタバコで死ぬ人間は世界で年間300万人もいるのだ。

日本の喫煙率は2004年度の数字で29%。だいたい、人口のたった29%の人間がやる行為で、残りの71%がこれほど不快になる行為も他にはない。日本は民主主義国家だ、もしも真の民主主義であれば、マジョリティー(Majority)の意見が通るのが普通なのだが、タバコに関してはなぜかこの29%のマイノリティー(Minority)が妙に幅を利かせている。普通法律の世界では、マジョリティーが行う行為を「権利」という。その反対に、マジョリティーがマイノリティーに対して「やってもいいよ」という許可を与えて許してあげる行為を「特権」という。従って、喫煙という行為は本来ならば「特権」なのだが、スモーカーたちはなぜかこれを「権利」だと勘違いしているのだ。



法律でタバコを禁止しろとは言わない、でも3歳と1歳の子供が50センチ先にいる場所での喫煙、もうちょっと頭を使え。

ライバルコラムを読む。


9月19日(火)東京は晴れ
連休の月曜日、ご存知の通り巷では某牛丼チェーンが「牛丼復活祭」なるものを展開し、マスコミもそれに便乗して朝から大騒ぎ。実は、筆者が前回この牛丼チェーンの暖簾をくぐったのは2004年2月11日、そう、「”前回の”牛丼最後の日」だったのである。しかしまあ、このチェーンの牛丼を「旨い・まずい」と議論する前に、筆者にはこのチェーンの店内のあまりの不潔さに驚いて逃げてきたという過去があり、二度とこのチェーンの牛丼は食べないと誓っていた。しかし今回も朝からテレビで「牛丼、牛丼」と何度も聞いてしまい、困ったことに筆者の舌と脳はすっかり牛丼のつもりに。そこでインターネットで牛丼について調べてみると、どうやら「浅草今半」の牛丼が旨いらしい。



さて、その「今半」だが、普通「今半」と聞くと連想するのが「人形町今半」、あの有名すき焼き店である。すると「浅草今半」ってなんだ? そこで食べる前に「人形町今半」と「浅草今半」の違いを勉強しておこうと思って調べてみると、明治28年に牛鍋屋として創業した今半の先代が長男に譲ったのが「浅草今半」、そして次男に譲ったのが「人形町今半」とのこと。兄弟で同じ商売をして、しかも弟のほうが有名になってしまったという裏話は「PUMA」と「adidas」みたいだ。頑張れ、ニッポンのプーマとアディダス!

というわけで一路浅草へ。到着したのはお昼ちょっと前。すでに店内は満席で、連休だということもあるのだろうか、男一人で来店しているのは筆者のみ、ほとんどがガイドブックを片手に持ったカップルか家族連れ、または外国からの観光客だ。やっぱり有名なんだ〜。一人で四人席のテーブルを占領してしまったのでちょっと居心地が悪い。カウンターがあればいいのに。



さて、その肝心の牛丼だが、うーん、これを旨いって言うのかなー? 「まずい?」と聞かれるとまずくはないのだが、「また食べたいほど旨い?」と聞かれるとそうでもない。インターネットで読んだ前評判ほどでもなかったのでちょっとがっかり。でも「浅草今半」は牛肉の佃煮では日本一のシェアを持っているとのことで、アメリカにいる両親のためにその佃煮をお土産に買ってみた。佃煮はとっても美味しそう。牛丼よりも佃煮丼ってどうだろうか?

食後は浅草界隈を探索。浅草はなかなか渋い! そして浅草では猫まで気が強そうだ。 


ライバルコラムを読む。


9月18日(月)東京は雨
週末はゴルフ。その帰りに池袋に寄って有名ラーメン店のこれまた有名味噌ラーメンに挑戦。



う〜ん、やっぱりラーメンは難しいっす。なんで自分の好みのラーメンにこんなに出会うことが出来ないんだろう・・・

ライバルコラムを読む。


9月17日(日)
9月16日(土)
週末は休欄。


ライバルコラムを読む。


9月15日(金)東京は久しぶりに曇りのち晴れ
筆者が卒業した小学校・中学校は、全世界に拠点を持つ全寮制クリスチャン系の教育機関で、その学校に通ったことがある者の中では「先輩・後輩」の概念が非常にはっきりとしている。そしてその「先輩・後輩」というのも、単に同時期にキャンパスにいたという「自分が一年生のときに三年生だった○○先輩」というような「先輩・後輩」ではなく、その学校を卒業してしまえば10歳年下だろうと20歳年上だろうと「先輩・後輩」の関係となる。だから我々の会話は「第何期の卒業生ですか?」とか「同級生には誰がいた学年ですか?」と始まり、「へえ〜、その学年なら俺の同級生の△△の一番下の弟がいる学年だね」などという感じで上下関係がはっきりとするのだ。

そんなわけで、筆者には否応なしでも恐ろしいほどの数の先輩と後輩がいる。勿論その方々を全部知っているわけではなく、それどころか本当に少ない数しか知らないのだが、最近になり「照井さんが私の先輩だと知りました」と言われて後輩たちからキャリアや進路について相談される機会が増えてきた。その中で良く聞かれる質問が・・・

「社長(または経営者)に必要な条件って何ですか?」

というものがある。そう聞かれると、筆者が必ず言う答えがある。それは・・・

「情緒が安定していることです」

だ。そしてこれは、別に社長や経営者になりたい人だけに必要な条件ではなく、どんなサイズの組織であろうと上に立つ人間には言えることだ。理由は当たり前のことで、上に立っている人間が情緒不安定だと組織全体の情緒が不安定になり、あるときはハイ、あるときはローというように、その組織の事業や活動に全く無関係のところで感情に任せて組織の「ムード」が上下左右されてしまうからだ。だから逆な言い方をすると、「ムーディー」な人ほど組織の上に立つ資格がないと言える。

後輩の皆さん、頑張ってね!


ライバルコラムを読む。


9月14日(木)東京は雨のち曇り
午前中は弊社の世界全体会議。世界中の拠点を電話会議で結び、各事業部のトップが前期(6月四半期)の功績などを世界中にちらばっている全社員に発表する定例会だ。今回はアジアで働いている社員を意識して会議はカリフォルニア時間の午後5時からスタート。それは東京時間だと朝の9時だ。前回は欧州の社員を意識してカリフォルニア時間の朝の9時からのスタートだった。そうなると東京だと深夜1時となる。不公平感をなくすために、会議は毎回交代でアジアと欧州が痛みわけをしている。(アメリカ人は常に痛みなし・・・)

それが終わり、続いてすぐに今度は日本だけの全体会議。その場で筆者から弊社社員に一発ゲンコツ。

どんなゲンコツだったかというと、最近強く思うことなのだが、弊社のような技術の最先端を行っているような会社に勤めているにもかかわらず、最近どうも「技術」に対する感心が薄く、毎日淡々とOLそしてサラリーマンを演じている姿が社内で目に付くからだ。しかし、技術に興味を持つということはこの業界で生き残っていくには不可欠なことで、逆な言い方をすると、一般的な技術にさえも興味がない社員などは必要とされない時代がすぐそこまできているのである。例えば、携帯電話会社が新しいサービスを始めたり新しい携帯端末を発表したりする。そのようなニュースを見て、その技術が自分の仕事にどう関わってくるのか、そんなことを考えるのも仕事の一つなのである。

また、例えば新しいデジカメを買ったとする。しかしそのデジカメの画素数があまりにも高いので、JPEGをそのままメールで送ると一枚の写真が4MBになってしまうとする。さて、それをどうやってサイズ変更するのか? サイズ変更したあとに更にどうやって圧縮して電子メールに圧縮するのか? こういうことを考えることは「世の中に追いついていくこと」、すなわち「常識を持った社会人でいつづけること」と同義語なのである。

しかしゲンコツを落とすだけでは状況は改善されないので、筆者の独断と偏見で新型のiPod Shuffleを全社員に配布することにした。勿論多くの社員がすでにiPodを持っていると思うのだが、一台持っている人は二台目のiPodを同じパソコンに接続したらどうなるのか? すでに二台持っている人は三台目を接続したらどうなるのか? 今のiPodで音楽しか聴いていない人は、今後どうやったら静止画を取り込めるのか? どうやったら動画を見れるのか? 日本のiTMSではまだ売っていない映画をアメリカのiTMSで買うにはどうすればいいのか? そういうことを試行錯誤して欲しいと思ったのがきっかけだ。

人間、物事に興味がなくなったら死んだのと同じだ。この業界、技術に感心がなくなったらそれは引退宣言と同じだ。


ライバルコラムを読む。


9月13日(水)東京は雨
世の中に存在する各製品に対して一般消費者がもっているイメージとは面白いもので、そのイメージで得をしている製品もあれば損をしている製品もあるし、適切なイメージをうけている製品もあれば、その製品にしてみれば不本意なイメージをうけている製品もある。

例えば缶コーヒー。缶コーヒーと言えば日本を代表するジャパニーズカルチャーの一つだ。なぜなら、日本でこれほど普及しているにもかかわらず、アジアを除く海外諸国、特に欧米ではその姿をほとんど見ることが出来ないからだ。そんな缶コーヒーだが、そのイメージとしては「缶コーヒーを飲む肉体労働者」、または「缶コーヒーを飲む男性サラリーマン」というのが我々一般消費者が持っているイメージではないだろうか。そして我々がそんな勝手なイメージを持っているので、時々若い女性が缶コーヒーを飲んでいるのを見ると逆にびっくりしたりする。

実は、弊社にも缶コーヒーを飲む若い女性がいる。そしてその女性の席がたまたま筆者の近くにあるので、彼女が出社してきて、席につき、「プシュッ」と缶コーヒーを開けるとその音が筆者の席まで聞こえてくる。そしてその音が聞こえると筆者は必ず声をかける、「おーい、オヤジ、今日もまた缶コーヒーかい?」

「缶コーヒー = オヤジ臭い」、これも缶コーヒーが不本意ながら持っているイメージだ。でも最近はお洒落な缶コーヒーも増えてきているので実態は決してそうではないのかもしれないが、しかし一度こういうイメージがついてしまうとそれを払拭というのは非常に難しいことだ。それに加えて、このような「商品に対するイメージ」というのは、一企業がある製品の「ブランド力」を高めるという努力だけでは払拭することが出来ず、その商品を扱う業界全体で変える必要があるのでますます難しい。

なぜこんなことを急に書き始めたかというと、筆者が仕事をしているソフトウエア業界、今年はソフトウエア業界も淘汰と整理、そして生き残りを賭けた戦いが本格的に始まった年で、現在は雑然とした状態になっている中、本当は業界全体で取り組まなければいけない「イメージチェンジ」の課題が山積しているからだ。しかしそれを出来ないでいるが故に業界全体が損をしている。そしてその悪循環が最近至る所で目に付く。

オヤジ、今日も缶コーヒーかなー。


ライバルコラムを読む。


9月12日(火)東京は小雨
本日は弊社新製品記者発表会。 

そして新製品発表と共に弊社の今後の事業戦略も発表した。自分では分かりやすいプレゼンだと自画自賛したのだが、技術的な内容も多く、聞いていた方々に理解頂いたのかがちょっと不安。

何を発表したかというと、ハリウッドで制作されているDVDをインターネットを通じて販売し、それを購入したユーザーが自分のパソコンでその画像をDVDのディスクに焼く際に、CSSという著作権保護の「カギ」を同時に埋め込んで違法コピーを防ぐという技術。非〜常に簡単に言うと、アップルが運営しているiTunes Music Storeで動画を売っている延長線上にあるようなものだが、何がすごいかというと、DVD-Rという市販されているディスクにそのCSSという著作権保護のカギを埋め込んでしまうことだ。今までの規格だと、CSSはDVD-ROMだけに埋め込むことが許されており、それをDVD-Rに埋め込むというのがこの業界では革命的なことなのだ。

でも、プレゼンが終わったあとに「やっぱり照井さんの言いたいことは難しすぎてあんまり伝わってませんでしたねー」とみんなに言われてちょっとしょんぼり。

ライバルコラムを読む。


9月11日(月)SFO→NRTの機内は平和
いつも使ってるリムジン(ハイヤー会社)から電話があり、「テロ警戒のセキュリティーのために時間がかかることが予想されます、だから早めに空港に行かれることをお勧めします」とのこと。筆者はいつも出発時間の一時間前にサンフランシスコ空港に着くようにしているのだが、「今日は早めに!」とのことで、なんと3時間前に空港に到着! なーんとなく嫌な予感はしたのだが、やっぱり予感は120%的中! セキュリティーゲートでの行列などは全くなく、空港はこの通りガラガラでセキュリティーゲートでの所要時間は30秒! おいおい、3時間も空港で何をしろっていうんだい! 3時間もあれば東京⇔名古屋を往復出来ちゃうじゃないか!(`ε´)



空港にあるすべての時計が止まっているのではないかと思うほど長い3時間を過ごし、やっとJAL001便(機体番号JA8074)に搭乗。



今日の座席は1H。実は筆者は「1」の座席が苦手なのだ。ご存知の通りボーイング747(ジャンボジェット)の操縦席は二階にあるので、一階席の「1」というのは文字通り飛行機の一番前だ。ここまで前に来ると飛行機の「鼻」に合わせて壁が曲線になって細くなってくる、そして目の前は壁。その圧迫感が苦手なのである。改めて考えてみると、歳をとるごとに狭い場所や細い場所が苦手になってきた。これって閉所恐怖症の一種かな〜などと考えながら機内食。



そして
これも加齢が原因か、最近総コレステロールが高いと医者から指摘された。でもやっぱりキャビアは外せない。その代わりに今日はメインディッシュとしてステーキじゃなくて「チキンのチェリーソース添え」を選択。ステーキを選ばなかったのはちょっとやせ我慢。最近のJALのメニューにはカロリー表示がされており、それによるとチキンは564kcal、それに比べてステーキは602kcal、カロリーだけを考えるとビーフもチキンもあまり変わらないんだなーと変なところで感心。



ところで、筆者が過去10年間ずっと不思議に思っていることがある。それは何かと言うと、JALのファーストクラスのトイレにはなぜか窓がある。この窓、何のためにあるんだろう? 開放感? 光窓? 開放感を味わいたいならバイクで思いっきり湾岸道路を突っ走ってもいいしヌーディストビーチに行ってもいい。光窓としての機能を持たせているならば、ビジネスクラスやエコノミークラスのトイレにだって光は必要だろう。しかももっと不思議なことに、ファーストクラスにはトイレが二つあるのだが、実は窓はそのうちの一つのトイレにしかないのだ。なんでだ〜?

到着前には2食目の機内食、今日は「うなぎ時雨ごはん」を選択。今日の飛行時間は9時間25分、速いっ! キャプテン、すっ飛ばしてくれて蟻が10匹!



ライバルコラムを読む。


9月10日(日)
9月9日(土)
週末は休欄。


ライバルコラムを読む。


9月8日(金)サンノゼは快晴
まずは質問から。世界一長い定期便の路線は? 答えは、シンガポール航空が飛ばしているシンガポール⇔ニューヨーク線で、飛行距離は片道1万6600キロ、飛行時間は18時間40分。しかしこの路線、実は値段がびっくりするほど安い。シンガポール航空のシンガポール⇔ニューヨークのビジネスクラスは往復で75万6千円、1キロあたり23円だ。なぜこれを安いと感じるかというと、ANAの成田⇔ニューヨークのビジネスクラス往復が71万7千円だからだ。成田⇔ニューヨークの飛行距離は片道1万800キロ、1キロあたり33円だ。妙にシンガポール航空の運賃がリーズナブルに見えてしまう。

それでは、今度は世界一短い定期便の路線は? それは、琉球エアコミューターが飛ばしている北大東島⇔南大東島線で、飛行距離は10キロ、飛行時間は3分。10キロという距離がどんなものかと説明すると、東京駅から大井町駅に行くよりも短いのである。それに、成田空港の滑走路が4000メートル、すなわち4キロなので、それを想像するとこの路線がいかに短いかということが実感できるに違いない。ちなみに値段は北大東島⇔南大東島の往復で1万4千円。1キロあたり700円! たかっ!

ライバルコラムを読む。


9月7日(木)サンノゼは当たり前のように晴れ
筆者が属しているパイロットクラブには二種類のメンバーがおり、「レンタル組」と「オーナー組」に分けることが出来る。「レンタル組」とは、自分では飛行機を所有していないのでクラブが所有している飛行機を一時間毎のレンタル料を払って借りて飛ぶパイロットたちのことで、「オーナー組」とは、筆者のように自分の飛行機を所有しており、クラブにその飛行機を預けて整備や駐機などの委託契約を結んでいるオーナーパイロットたちのことだ。

さて、そのクラブが発行している9月号の月報が届いた。そしてその月報にこんなことが書いてあった!

「NEW POLICY ----- When you request an airplane from Dispatch, we will require you to provide
a copy of your weight & balance, airplane performance numbers and weather before the airplane will be released for a flight.」

どういうことかというと、新しいポリシーとして、すべての飛行の前に「weight & balance」などを含む書類を提出しなければ飛んではだめよということだ。「weight & balance」とは日本語では「重量重心計算」といい、航空機の飛行に際して、燃料がいくら積まれ、旅客が何名搭乗し、荷物がどの位置にどのくらい搭載されているかにより航空機の重心位置はどこにあるのかを見極め、飛行中、機体が許容搭載重量内におさまっているかどうかのデータを作成し、バランスのとれた安全運航をはかるための重量及び重心の管理のことを指す。JALやANAのような旅客機は勿論のこと、セスナのような小さな飛行機でもこれは非常に大切なプロセスで、4名しか乗れない飛行機に6名乗っていたり、極端に太っている人が乗っている場合など、飛行機への負荷が増えて危険な場合がある。そのような状況を防ぐために、その飛行機の性能に合った重量と重心を計算しましょうということだ。

しかしこの「重量重心計算」、実はめちゃくちゃ面倒くさい。それに加えて、筆者の場合、飛ぶ場合はほとんど一人で飛んでいるので、計算をするまでもなく安全な重量と重心だと分かっている。それなのにこんな計算を毎回やってそれを提出しろだなんて論外だと思っていたら、やっぱりオーナー組から同じような意見が噴出し、「自分の飛行機を飛ばすのにゴタゴタ余計なことを言われたくない!」という多くのオーナーからの怒りのメールがクラブ経営者へと送られた。

そして勝敗はアッと言う間についた。「オッ、オッケー・・・」というちょっとビビったクラブ経営者からの回答があり、オーナー組はこのルールの例外として扱われることとなり軍配はオーナー組に上がった。

でもオーナー組がこんなに反対した本当の理由は・・・ それは、オーナー組のほとんどはこの「重量重心計算」のやり方なんてとっくに忘れているからである。勿論筆者も例外ではない。クラブ経営者のA○○nさん、ごめんね。


ライバルコラムを読む。


9月6日(水)サンノゼは晴れ
午後の会議の後、「MINI」というロゴが入った野球帽を買うためにミニクーパーのディラーへ。筆者はカナダの高校に通っていたので16歳で免許を取得した。それから24年間で13台の車を買った。その13台目が現在筆者が日本滞在中に乗っているミニクーパーだ。そしてその13台の中でミニほど満足度が高い車もない。満足度120%! ミニは本当に可愛い。



ミニは、1959年〜2000年まで生産された「ローバーミニ」と、2001年に発表された「BMWミニ」に分けることが出来る。BMWは1994年にローバーグループを買収、その後ローバーブランドは再度売却したが、ミニブランドは手元に残して2001年に現在の「BMWミニ」の発売を開始した。BMWにとってはこのミニが初めてのFF仕様車(前方エンジン・前輪駆動車)となり現在に至っている。

さて、その「BMWミニ」の2世代目が発表された。外見はそんなに変わっていないが、インテリアでかなりの変更点が見られる。今後のミニの発展、注目度も120%だ。

ライバルコラムを読む。


9月5日(火)サンノゼは晴れ
アメリカに住んでいると時々変な日本語に遭遇する。例えば、韓国人や中国人が経営する日本食レストランに入ってしまい、そこのメニューに「ラ|メン」(音を伸ばす記号の「横線」が「縦線」になってる)と書いてあったり、「ジャンボセール!」が「ゾャンボセール!」になっているなどという経験は日常茶飯事だ。しかし、これはあくまでも外国人が日本語を書いている場合であって、日本人が発行しているローカル誌などは比較的しっかりしている場合が多い。

しかしこの広告、なんか変っす・・・ まあ、「スーパーチープカーレンタル」なので広告予算が厳しいのかもしれませんが、「日本語でそうぞ!」と二回も言われても困るっす。


ライバルコラムを読む。


9月4日(月)サンノゼは晴れ
「移動の日」となる一日を那覇空港からスタート。背後に真っ青な沖縄の空が見える中、機体番号「JA8903」に乗ってOKA→HND、そして夕焼けの成田の空を背景に「JA8082」に乗り換えてNRT→SFO。



NRT→SFOの機内食は今日も洋食。前菜はキャビアとテリーヌ。そしてオニオンスープフォアグラのフラン添え。スープはフォアグラを溶かしながら食べる。



メインはみちのく岩手牛フィレステーキフランス産茸づくしマデラソース添え。そして着陸前にはしょうゆラーメン。このラーメン、意外と旨い! 東京の下手なラーメン屋より旨いと言う人がいるほどだ・・・ 



しかしいまさらこんなことを書くのは変かもしれないが、飛行機って本当に便利な乗り物だ。那覇を出発してからたった17時間でサンフランシスコに到着。世界は同じ空でつながっているのだと再度感動。左の写真は成田を離陸したときの空、眼下に見えるのは茨城県の海岸線だ。そして右の写真はサンフランシスコ着陸寸前の空。空には国境と言う線がない。



ライバルコラムを読む。


9月3日(日)
9月2日(土)
週末は休欄。


ライバルコラムを読む。


9月1日( 金)那覇は晴れ
珍しく社外での会議。午後3時から青山で、そして午後5時から恵比寿。6時に会議が終了し、そのまま羽田空港へ。そして夕食だけのために一路那覇へ。10時に那覇に到着、そのまま夕食会に乱入。

那覇市の泊にある「なぁーた」。前菜はアーサー(岩のり)入りの卵豆腐。



そして岩のりのワサビ漬けにトーフヨー。



石垣牛のレバ刺に定番のソーメンチャンプルー。



そしてなぜか沖縄で秋刀魚の塩焼き。秋刀魚の塩焼きを食べさせたら筆者ほど綺麗に食べる人はあまりいない! 秋刀魚食いチャンピオン!



一泊してまたすぐ羽田へ。そしてそのまま成田へ移動しサンフランシスコへ!

ライバルコラムを読む。